援助交際の初めての体験
援助交際を長く続けている少女たちにも、当然『初めて』の体験があります。大半の少女は、初めて援助交際をした時を、しっかり覚えているようです。「どうしてこんな事をしてしまったのだろう?」という後悔の気持ちと「こんな大金が手に入った」という感動が入り交じった複雑な心境なようです。
お金持ちのオジサンに当たって、頑張ったら10万円貰えたという少女だったら、初めて手にする大金を何度も数えたり、お札を並べたりしながら自分がした援助交際という行為を自分で受け入れようとします。何度もお金を並べて数えているうちに、後悔よりも「お金に対する感動」の方が強くなってきます。少女が実家暮らしなら、そのお金は全て自分のお小遣いに使うことが出来ますよね。あこがれだったブランド品を買うことも出来る金額ですから、援助交際を頑張った自分へのご褒美として、実際に憧れの品物を購入するのです。
最初は3万円でも感激するでしょうが、そのうちに感激も薄れてきます。毎回3万円をもらっていれば、すぐにその金額にも慣れてしまい、「こんなものか」と思うようになるのです。その慣れは、援助交際という行為そのものにも現れます。稼ぐお金にも援助交際の内容にも、慣れてしまえば感動もなくなります。それは、援助交際が危険と隣り合わせだという危機感さえも慣れさせてしまうようです。
